温湿度計/気圧計
一般に金属の電気抵抗は温度変化に伴い一定の関係で増減する性質があり、電気抵抗を測ることによって温度を知ることができます。この原理を利用した測温素子を測温抵抗体といい、測温抵抗体の素線材質としては白金・銅・ニッケル等がありますが、このうち白金は精度・安定性等に優れておりJISの測温抵抗体として規定されています。温度センサNo.OW-1は、温度による白金の抵抗変化によって温度測定する白金測温抵抗体です。白金測温抵抗体(抵抗素子)は保護管内に収納されています。
【気象庁型式証明 第96512号】

特長

センサ感部の測温抵抗体は、精度・安定性等に優れた99.999%以上の高純度白金素線を素材としています。
センサ感部の保護管には、使用雰囲気・観測要素に応じて、各種材質・形状があります。
センサ感部は、導線と直結しています。

スペック

用途 気温測定用
抵抗素子 白金測温抵抗体 ①4導線式 PT100Ω at 0℃(標準)
規定電流 2mA
階級 A級 JIS C 1604-1997
許容差 ±(0.15+0.002│t│)℃
測定範囲 -40~+60℃ 気象庁型式証明番号(第96512号)
使用温度範囲 -50~+150℃(但し、導線接続部は60℃まで)
保護管材質 SUS304
導線 0.5mm² L:5m(標準)、導線被覆材:ネオプレンゴムまたは耐寒ビニール
重量 約270g